衛星通信について考えてみる
こんな記事を知り合いのツイートから発見しました。
珍しく少し仕事関係に関与する感じのことです。
といっても、実はもっと簡単な内容書いてると思ってたのですが、さっぱりです^^;
少なくともこの人は私より詳しいことだけはわかります。
ただ友達が「衛星通信って凄い遅延するんだろうなぁ。光速がもっと速ければなぁ」的なコメントを書いてたので、
それについて補足みたいな・・・
衛星通信っていっても実はいろいろサービスがあって、
日本でいえば・・・
NTTドコモ提供:ワイドスター
KDDI提供:イリジウム、インマルサット
と3種類あります。
私の推しは 「イリジウム」なんです。
まぁ〜詳しい話を書いてもいいんですが、めんどくさいややこしくなりますので・・・
特徴だけ・・・
・唯一地上通信網を使わない!! (イリジウム同士通話限定)
他のものは衛星電話⇒地球局⇒人工衛星⇒地球局⇒衛星電話 みたいな流れになるものがあります。
特にワイドスターなんてそうですね。
ちなみにワイドスターの場合は、群馬県と茨城県にある地球局が破壊すれば終わりです。
・イリジウム衛星を使っているので、飛んでる高度が低く遅延が少ない。
ワイドスターは赤道上空3700kmの静止衛星2機 を使っているのに対して
イリジウムは地上780kmの周回移動衛星66機 で運用しています。
衛星の兼ね合いもあって、ワイドスターの場合は南方向にアンテナを向けないと通信できません。
・地球全体が通話エリア!(だいたいそうですが・・・)
実は北朝鮮とスリランカ北東地域は使えない。
・帯域制限なし
震災の時とか役立ちそうですが、KDDIいわく東日本震災の場合も帯域制限なしで運用できたみたいです。
どんだけ使ったかは元々アメリカ軍のものを使ってるので秘密みたいです。
どうですか??
イリジウムに限ってですが、地上通信網の延長とは少し違った考え方ができそうです。
一家に一台イリジウム!! どうでしょうか??
ハイブリット携帯「Genus」|BlackBerryな毎日
3G、Wi-fi、衛星通信 切り替え可能
こんな携帯がもっと復旧すればいいんですけどねぇ〜