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3月11日 東日本大震災発災
photo credit: DVIDSHUB via photopin cc
3月11日の発災
それからの9日間の岩手県災害対策本部の闘いを書いた本がある
ナインデイズ 岩手県災害対策本部の闘い (2012/02/24) 河原 れん |
知り合いの先生より紹介された本です。
現在、災害対策本部はどこでも県庁にたち上げられます。
その中に医療班、警察、消防、自衛隊、海上保安庁等の救助組織が集合します。
なかなか取り上げることのない 災害対策本部のことが取り上げられており、勉強になりました。
また、対策本部での調整事の本当の辛さというものを少しは感じれたと思います。
実際に現場に赴かずにビルの中で、必死に調整事をする医療班
このような大規模災害が起きていても、いまだ縦割りの行政
次々出てくる救援要請
この対策本部の人がいたからこそ、各現場の人たちが実際の活動できる。
対策本部のありがたさがわかる本でした。
本の冒頭にこう書かれてます。
「例えば、これがなにかの試合だったら、勝ち負けをつけることができただろうか。僕たちが何点を獲り、そして何点を失ったのか。」
どれだけの人がすべての人を助けたいと思っていて、行動しても防ぐことのできないことがある。
調整ごとをする人は特に優先順位をつけて行動しないといけない。
このなんともいえない感情がここにあると思いました。
ぜひ一度手にとって読んでみてください。
現場の人の辛さがよくわかり、これから何をしていくべきなのか
少しわかるような気がします。
私はこれを読んで、自分の出来ることを少しでもしないと思い、
また足踏みで手を止めていた作業を開始することにしました。