Evernote さようなら
私は今まで、Evernoteを第二の脳と考えて、今までいろんなウェブクリッピングや気になること、思いついたことをEvernoteに記録してきました。
使い始めたのは2011年ごろでしょうか。 あの当時は、WEBクリップやTodoアプリなどはそこまで充実してなくて、Evernoteという何でもクリップできて、添付した資料の中身まで検索できる機能を持っているものはなかったと思います。
2018年の今年まで有料プラン会員でしたが、今回の更新のタイミングで無料会員になることにしました。
気づけば、Evernoteを開いていない
最近、Evernoteを全く開いてもいないことに気づきました。スマホアプリに関してはインストールすらしていない。 ってことは、まったくサービスと利用していないってことに気付いたのです。(今更感ありますが・・・)
なぜ、当時は使っていたのに今は使っていないのかこれを機会に振り返ってみた。
クリップしすぎて活かしきれない
Evernoteの特徴としては、気軽になんでもクリップできて保存できることでした。特に、ニュース記事などは暫く経つと「Not Found」や「有料記事」に変わったりするので、「今その場にある情報をそのまま維持できる」っていうEvernoteを有効に使えていました。
ただ実際はそのクリップしたデータを二次利用できているか? と振り返ったとき、ほぼ9割はクリップしただけで満足して、その後何も使われていませんでした。 実際に使えたデータは数少ないと思います。
「とりあえず、保存する」ってだけの自己満足ツールになっていた。
保存していたデータはDropboxのほうが便利
EvernoteとDropboxとの違いはなんでしょうか。 Evernoteはあくまでデスクトップアプリの中にPDFやWord等のデータを保存しますが、DropboxはPDFデータなどをフォルダにそのまま入れて保管することができます。 やっぱり普段ファイル扱う状況を考えれば、Dropboxのほうがナチュラルなんですよね。
Evernoteだけに入れてるデータも多いので、それはエクスポートしてあげることにしました。 見直したら、専門学校時代の教科書がいっぱいです。
もし、Evernoteに添付していたらわざわざEvernote側からダウンロードしてから再度編集っていうのがめちゃくちゃ面倒くさかったんですよね。
Dropboxのスマートシンクが優秀すぎる
割と最近になってDropboxで提供が開始された「スマートシンク」というサービス
Dropbox のスマート シンクで容量の心配がなくなります。ハード ドライブの容量をほとんど消費せずに、アカウント内のすべてのファイルやこれまで共有したすべてのフォルダにデスクトップから直接アクセスできます。
これがめちゃくちゃ便利なんですよね。 クラウド上には最大2TBものファイルを置いて置けながら、使っているPC側でダウンロードしておくフォルダを選んでおける。
しかも、パソコン側でもダウンロードしていない状況のファイル名などは閲覧することができるっていうサービスです。 最近になって、ラップトップはSSDが当たり前の時代になりました。 一昔前はHDDで1~2TBないと困るって言われていましたが、このサービスのおかげで私のPCは256GBあれば十分になりました。
時代の変化につれてサービスを変える
冒頭でも触れましたが、私がEvernoteを使い始めたときはオンラインストレージサービス自体そこまで普及されていなかったと思います。 そういう私も個人的に家にNASを組み込んでデータはそちらに保管している状況でした。
あの当時、オンラインストレージってめちゃくちゃ高かったんですよね。
今は仕事でもプライベートでめちゃくちゃ利用しているサービスでも、時代が経つと知らない間に使わなくなっていくサービスっていうのは増えていくんだろうな。 としみじみと実感しました。 今後、インターネット通信も4Gから5Gに変わっていくわけですが、それに合わせてクラウドサービスはどのようになっていくか楽しみですね。