今日のグローバルナビフロント を見て ”Weathernews社”
皆様、こんにちは。
今日の10時からのBS-TBS ”グローバルナビフロント”を見られた方いますでしょうか。
私たち航空業界の世界では、間違いなくお世話になっており、欠かせない存在となっている「Weahernews社」 天気予報アプリも開発されており、いままでは天気予報という無料サービス的なものを有料サービスとして確立し、民間気象予報会社として知られております。
そんな”ウェザーニュース”社の取り組みを紹介されておりました。
そこで私なりにこの番組をみた印象です。
まずは海のサービス
船のサポートを数多くしています。ウェザーニュース社の原点みたいですね。
では、なぜ船会社に気象予報を提供するのか?
船長にアドバイスすることで、安全な航行をサポートするわけです。
例えば、風向きやこの前を天候を教えて、荒れた海を避けたりするわけですね。
船の積み荷により帰る。
油を積んでいるものなら海水温が高いところを航行するように。
自動車船なら揺れが少ないところ。
バラ積み船:湿度を注意する。
お客のプライオリティを随時分けて提供している。
100隻ぐらい運行している会社なら、100億円ぐらいの燃料使用量を低減できるみたいです。 これは提供する価値ありですね!
航空気象チーム
一日5000機をサポートしているみたいです。
多くのエアラインにも提供していますが、私が仕事している”ドクターヘリ”にも提供してもらっております。
特にヘリの場合は、ピンポイント予報が非常に重要になってくるわけですが、これが気象庁情報よりもきめ細かいものが提供されています。
実際の画面を見せれればいいんのですが、これが業務上出来ません^^; ただもうすぐ雨雲が来て、ヘリが飛べない気象状態になるとか。 近くに雷を観測しているとかがわかります。
ウェザーニュースの凄いところはヘリに簡易GPS,衛星通信機能を搭載させて、ヘリの現在地が明確にわかるわけです。
ヘリの現在地とその場の気象が詳細にわかるので、的確にドクターヘリチームに気象情報を提供できるわけですね。
非常に助かっております。
パン屋等の店舗への情報提供
雨が降る3時間前とかに情報提供、雨が振ったりすると持ち帰り用のパンが売れるみたいです。
台風前には、みんな買いだめする。 っていうのが当たり前に予報できそうですが、今日は雨がもうすぐ振りそうだからね! あと3時間後! っていうきめ細かいサービス出来るのはさすがです。
民間の独自インフラの拡充
・ゲリラ雷雨の予測をするために、”WITHレーダー”を配備。
ビルの上から空の低いところを観測して大型レーダーよりも良い。
さらに、航空機用のウェザーレーダーを搭載していることによりコストもだいぶ安くなっているみたいです。
・個人利用者からの投稿写真
周辺の空を撮った写真とコメントで、一日13万件 収集されるみたいです。 これをウェザーニュース担当者が気象データに反映するみたいです。 素晴らしい。
ウェザーニュースは今後に期待
今でも非常に有効なサービスを得ておりますが、気象庁では出来ないものを提供してくれることにより、私達がより心地よい過ごしができるわけです。
私的には個人登録代が月300円(税抜) というのが少し高く感じます。 月100円ぐらいでどうですかね?
そうなれば、ウェザーニュースがうたっている情報量ももっと多くのものが手に入ると思うのですが・・・
以上、簡単にですがウェザーニュース社のご紹介でした。