いきなりの電話するのは迷惑行為か?
少しおもしろい記事を見つけたので私なりの意見を書いていこうと思う。 気になった記事はこちらです。 すぐにブクマしました。
不在着信だけ残すのといきなり電話してくるのは相手の時間と行動を拘束する行為だからやめてくれ
大筋理解できるけど、ここまで嫌いだったら携帯番号周知しなかったらいいのに。
この人が言っていることは大筋理解できる。私もチャットやLINE,メール派なのでこの人の気持は非常に理解できる。 だからこそ、今回この記事を見て思ったことを私もシェアします。
いきなり電話することは悪なのか?
先程の記事では、電話がなぜダメなのか? ということが記載されています。要約すれば、
- 相手の時間を奪い、拘束、制限する
- 電話でなくていい話が多い。なのに、あなたの都合で拘束される
- 用があるなら電話の前にメールしろ
- 電話はあくまで2番目だから最初にするな
- 電話は何も記録が残らないから使えない
- 要件がわからない不在着信は精神的拘束
といういう感じです。 さて、大筋記事でいう「電話をかけてくるという行為が迷惑」なのは非常に理解できる。 本当多くのことは電話ではなくて終わることが多いです。 私もいきなりの電話は悪しかないと感じてたりします。 ただどうしても電話が必要な環境もあったりします。
電話が活用できる場面は?
電話はたしかに楽かもしれない。
だけど仕事ってのは情報共有と記録に残すことが重要なんです。
それが次に繋がるからです。
電話はなにも残りません。
これは間違いなくそうです。私の場合は、電話した後にその後すぐにメールすることが多いです。完全にお互いのリマインダーのために作っています。これは対面式の会議でも同じです。 その場でサクッとメール作って送付するようにしています。
私の場合は電話とメールを使い分けしています。電話を使っているのは、以下の通り。
- あえて証拠がない環境を利用する
- 即効性を求められる場合
- アナログの人にあわせる
- メールだと感情が伝わりにくい
電話の記録に残らないことをうまいこと使うことも大事だと感じています。別に悪用しているわけではありません。 仕事でも本音と建前がやはりありメールばかりでは本音ばかりをかけなかったりします。 大人の事情ですね。 電話で前打ち合わせしておいてあとでメールしたりします。
即効性に関しては、直接会う次に有効なのは電話(TV電話含む)だと思っています。 メールだとどうしても時間がかかります。
アナログに合わせるのは本当にしょうがない話です。 私も社会人なので妥協は必要だということ感じています。 ただ合わせるのも年上の定年近い人に限られます。 まだバリバリの人に関しては、メールなどの技術を覚えてもらうことにしています。
感情が伝わりにくいということは、文字だけですのでどうも感情は伝わりにくいと感じます。 この人はどういうふうに感じているのかな? って伝わりにくいですよね。 (後輩いわく私が機嫌悪いときのメールはわかりやすいらしいですが・・・)
それでは、なんでもかんでも電話してくる人がいるのはなぜでしょうか。
自分の取り巻く環境がそうだから
言ってしまえば終わりなんだが、今の電話がかかってくるというのは自分がそういう環境にいるからです。 例えば、ChatWork株式会社 – チャットワーク という会社は自らチャットシステムを開発しているだけあってほとんど電話することはないそうです。 ここで働いている人はこの電話問題には悩まされないということです。
こう考えれば、今時分が電話問題に悩まされているということは社会全体の問題ではなく、自分の周りの環境がそうしているということが納得できるのではないでしょうか。
嫌だったら変えてしまえばいい
本当に電話が嫌だというならば、自分の携帯番号を教えなかったら少しは減ります。 もしくは、050IPの留守番電話書き起こしサービス使って基本的には全部文字にしてしまえばいい。 これだけでぐっと電話の回数が減ると思います。 何よりも大事なのは電話が嫌だということをどんどんアピールしていくべきです。私は今の立場になった時は電話が非常に多かったですが、基本的に社内システムの伝言、メール、LINE、Chatworkで連絡するようにと声を上げたら電話の回数はぐっと少なくなりました。
アピールする時に大事なのは、「なぜ嫌なのか?」というのを言うのではなく「他のツールを使うことによりメリットがある」というアピールをすることです。
- 自分が忘れやすいから文字にしてほしい
- お互いの時間が大事だから、急ぎの案件以外はメールで問題ない
といえば、大体の人は納得してくれます。 電話をかけてくる側は悪気はないのです。 自分だとそういうツールを使うのが確実で早いと思っているのです。 相手側にうまく動いてもらうと思うと多少自分が下手に出て言えば良いのです。 嘘も方便といいますよね。
電話はなくっていくのか?
改めて、電話というツールを考え直してみると、声だけなので相手の表情もわかりません。 今後インフラがもっと整ってくると標準的にテレビ電話になるかもしれませんね。
そして、なにより私はSlack、Chatworkというチャットシステムがもっと普及することを望んでいます。 私自身、電話は拘束されるし嫌だからこそ、代替システムを自分の身近なところから普及していこうと思います。
おつきあいありがとうございました。